裏切られたとか言ってますけど、それあなたが作った幻想だよ。


なんでも一生懸命にやれば

いいかというと違うし、

相手を思っての行動なら

どんなことも許されるかというと

そんなことない。

自分の行動の奥にある原理

それが何かってことに無自覚じゃ、危ない。


受験期の子供をかかえている方

すごく一生懸命。

親としてあれこれ心配して

子供を他の子と比較して

考えつく限りのことをしてあげる。

でも受験生本人はどこ吹く風で

そうすると、献身を踏みにじられたようで

頭に来てキレてしまう。


相手が受験生じゃなくとも

部下でも、幼児でも、介護相手でもいいさ。

自分が保護している(と、本人が思い込んでる)相手が

してやったことに報いてくれないとき

がっかりしたり、怒ることは

全くもってお門違いですよ。


他人に優しくあること。

優しさとは言葉やうわっつらの行動でなく

相手を判断し、裁かないこと。

相手の欠点も美点も認めること。

相手に自分の都合を押し付けないこと。

どんなに良いこと、素晴らしいことでも

それがいいと判断したのはあなた

本人がその提案を面白がってくれればいいけれど

無理やりにやらせるならば

それは支配であり、あなたのエゴです。


誰かを支配する時

あなたも何者かに支配されている。

それは常識や、世間の目や、損得勘定、昔に親に言われたこと。

望まぬ支配下にあるとき人は皆、奴隷になる。。

あなたが奴隷であることが大好きで

身近な相手を奴隷にするのが大好きならば

其れ相応のツケを払いながらやればいい


好きでないならば、他人へのおせっかいからは

もうそろそろ卒業し

自分の欲望を

「あなたのためなのよ」

という嘘で覆うことはやめた方がいいんじゃないかな。


実は

「自分のため」だったり

「効率のため」だったり

「面倒臭いから」かもしれないよ。

それならそれを認めてしまった方がいい。

無用な期待を相手にかけて

相手が期待を裏切った!と腹立てんだから。

無用な期待をやめたとき

相手をそのまんま見れるようになるのかもね。

ということ。では!